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外の世界は、自分の心を映す鏡

  • Hisayo
  • 2024年7月5日
  • 読了時間: 3分

自分の意識の波動と同じ波動の世界が展開するということは(→ 自分の波動に合った世界が展開する)、わたしたちの意識がこの世界を創るのに大きく関与している可能性が高いことが言えると思います。


とはいえ、魔法使いのように頭に描いたものが目の前にぱっと現れるようなものではないことは言うまでもありません。意識に関しての科学的解明はまだ時を待たないといけませんが、この、物質化に関与するのでは?とされる意識を、どう取り扱ったら、私たちの人生はより良いものになるのかという視点で考えてみたいと思います。


これには、昔から宗教やスピリチュアルの世界で言われる、「外の世界は自分の心を映す鏡」を一旦受け入れると良いかもしれません。あるいは、目の前に見える現実は、映画館のスクリーンのように、自分の意識が映し出した(創り出した)もの、という解釈です。

さて、いったん受け入れたとして、ではどう生きていけばよいか。

現実は自分の意識(波動、周波数)が投影されたものであるならば、現実に入り込んで、あの人がこうだからとか、私は今までこういう扱いを受けてきたからとか、あるいは、時代がこうだからとか、環境がこうだから―といった言い訳をいくつ考えても、仕方がないということです。


もう少し大きな視点から見つめてみると、一人一人の意識が集合的無意識となって、今の世界を創り上げている、ととらえることもできます。

もう一度、自分という視点に戻してみて、大切なことは、他人や環境、置かれた状況を見て、自分の心を知ること。今の現実は、自分が創造したものと自覚すると、他者や環境への責任転嫁はなくなり、自分の人生に対して全責任がもてるようになります。


そして、自分に集中して、自分の生き方を変えていくことで、いつのまにか現実が変わっていく―ということが自然に起こっていきます。

例えば、ある不当な扱いを受けたとします。これは、もしかしたら、自分が自分のことを過少判断し、雑に扱っていることはないかを振り返るきっかけを与えてくれるかもしれません。

もし、何か望まない現実があるのなら、まず、自分の内を見つめることから始めてみてください。


ここで大切なことは、客観的に見つめることで、決して自分を責めたりしないでくださいね。自分を責めたら、また、自分を責めるような現実を引き寄せてしまいます。


そうではなく、自分の心を象徴しているのが外の世界であると、淡々と受け入れることです。


仏教の教えでは、すべての現象は瞬間的であり、絶えず変化していると捉えられています(諸行無常)。つまり、私たちが現実と感じるものは、実際には常に変動する一連の現象が集合したものです。


外の世界はすべて自分の意識が創り出した幻想だとしたら、それに囚われず、俯瞰して現実を見る眼をもちたいものですね。

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