心のクセ
- Hisayo
- 2024年7月5日
- 読了時間: 2分
否定的な感情や潜在意識の中のマイナスの感情は、同じ周波数を持つ有害な物質やウィルスを引き寄せ、身体や心の不調につながります。
潜在意識は、脳あるいは心のクセとして、私たちの物の見方にも影響を及ぼします。
外の世界を捉えるときの、フィルタの役割を果たすからです。
例えば、心の中に不安をたくさん抱えこんでいる場合、夜中に聞こえるほんの少しの物音にもびくびくしたり、ちょっとした相手の冷たい表情の中に自分への敵対心を勝手に感じてみたり。
物音はただ家屋のきしむ音に過ぎなくて、相手はただ体調不良で元気がないだけだったにも関わらず、です。
潜在意識の中のネガティブな感情は、時に物事をありのままに見るのを妨げる役割も果たしてしまいます。
私たちの言葉や思考は、脳の言語野という部位が中心となりながら、左脳と右脳が連携して作られます。
この時、脳内の電気信号が思考の基盤になっているのですが、これらの信号の経路は常に変化しています。なぜなら、私たちの使う言葉や思考が、脳の神経経路を作っているため、脳の神経細胞は「作っては壊し」を繰り返しているのです。
つまり、意識的に望ましい言葉や思考を持つことで、脳の神経経路や思考のパターンをポジティブに変化させることが可能というわけです。
成功への道を歩む人々は、問題や課題に直面したとき、解決策や方法を探すことに注力します。自分自身を信じることで、自尊心を向上させ、更なる成功を引き寄せることができます。
対照的に、ネガティブな思考の癖や習慣を持つ人は、新しいアイデアやインスピレーションを得る機会を減少させ、行動を制限することが多くなります。
例えば、新しいことを始めようとするときに出てくる「でも・・~なったらどうしよう。ならなかったらどうしよう。どうせ駄目だ。。。」
こういった思考は、脳内に電気信号として送られて神経経路を作るため、どんどん強化され、結果として期待外れの現実が続くことになりがちです。
やっかいなのは、脳はなるべく省力しようとして、同じような心のクセを継続しようとするのです。私たちもそのほうが楽だという実感はあるのではないでしょうか?
けれども、私たちの思考のクセは自覚して変えることが可能であり、それは私たちの選択にかかっています。大切なのは、自分の思考のクセに気づき、もし変えたいと思ったら、変える勇気を持つことです。選ぶ言葉や思考によって、脳の経路は、柔軟に変わっていくのですから。







